西川甚五郎邸 (9 画像)
西川産業(ふとんの西川)の祖として知られる西川家は八幡山城築城の時に工務監督を務めた旧家である。
初代仁右衛門が19歳で商売を始めた1566(永禄9)年が創業年で、1587(天正15)年八幡に蚊帳・畳表などを商う屋号:山形屋を開設した。1615(元和元)年には江戸日本橋に出店。
初代の4男甚五郎が1628(寛永5)年に2代目を継ぎ、製造や販売方法に工夫を凝らし西川家の基礎を固めた。3代目の頃から、成績優秀、永年勤続、等の従業員に別家として独立させる仕組みを確立させ、7代目は年2回の決算期に純益の3分の1を従業員に分配する現在のボーナス制度を取り入れ、従業員のやる気を大いに引き出した。
13代目はアメリカ留学の経験を活かし、社員教育に英語・簿記を取り入れるなどした。又、参議員議員としても池田内閣の国務大臣・北海道開発庁長官を務めるなど活躍。
政治経済に活躍したことなどにより、近江八幡の名誉市民第2号に選ばれている(第1号はウィリアム・メレル・ヴォーリズ)。

・滋賀県近江八幡市大杉町17
公式ホームページ

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